こんな悩みをスッキリ解消
- 何としてでも車を0円以上で売りたい
- 0円と言われてしまった時の対処法を知りたい
- 0円で車を売る時も書類は必要なの?
車を売るタイミングは人によって異なります。
中には長く乗り続けて、壊れてから買い替えるという人も少なくないでしょう。
- 0円と査定されたものは「廃車」するしかないのでしょうか?
- 処分費用を取られてしまうのでしょうか?
先に結論をお伝えすると、車買取店で0円と言われても諦めることはありません。
この記事に書いてある方法を実践すれば、ほぼ全ての車が数万円で売ることが可能です。
車の査定額が0円になる4つの理由と対処法
車の査定額が0円になる理由は下記4つ。
車の査定額が0円になる4つの理由
- 中古車としては再販が難しい
- 海外でも需要がない
- パーツとしての買取も難しい
- 鉄スクラップしても需要が無い
ただし、この中で本当に0円になってしまうパターン4「鉄スクラップしても需要が無い」のみ。
つまり1~3の場合は、売り先によっては十分値段が付く可能性があるのです。
買取業者にしてみれば買い叩く理由になる
0円になりそうな車の場合は、買取業者にしてみれば買い叩く理由になります。
買取業者が使う0円で買い叩く言い訳
- 「走行距離が多い(過走行車)、年式が古い(低年式車)ボロボロの車だから買取できない」
- 「動かない自走不可の車(不動車)だから買取できない」
- 「事故車、修復歴車や水没車だから買取できない」
買取業者は買い取って利益を出すために、あらゆる理由を付けて車を安く買い取ろうとします。
つまり、ボロ車を売る人も「まぁ~こんな状態の車だし0円でも仕方ないか」と思ってしまうので、査定額が0円でもそこまで疑問に思わないのです。
①古いボロボロの車(過走行車や低年式車)の買取実態と対策
古いボロ車の場合は、「走行距離が長い」「年式が古い」などのケースが多いと思います。
ただし、走行距離が長かったり、年式が古い車でも実際には中古車として再販されるケースがほとんど。
論より証拠、実際に売られているところを見てみましょう。
まずは走行距離。トヨタ プリウスで15万キロ以上で検索したところ260台も出てきました。
※出典:カーセンサーより(2024年3月現在)
販売価格は30~50万円台といい値段が付いて売っています。
次に年式を見てましょう。
18年前の2003年式のプリウスでも16台見つかり、20万円台で販売されています。
つまり、古いボロ車でも自走できる車であれば、中古車として数十万円で販売する可能性は高く、数万円程度で買い取ってもらえる可能性は十分あるのです。
また、日本車は海外で人気があり「10万キロ以上走っている車」や「20年落ちの車」でも良く売れます。
ただ、探すのは難しいから・・・複数の専門業者に見てもらうのが大事なんだ。
このような古いボロ車を売る場合は、複数の専門業者に査定依頼をしてみるのが大事です。
しっかりと需要が分かっている専門業者であれば、値段を付けて買い取ってくれます。
②動かない自走不可の車(不動車)の買取実態と対策
不動車でも値段を付けて売ることもできます。
下記は当サイトでオススメしている廃車業者「ハイシャル」にある自走不可の買取実績。
※出典:ハイシャル「廃車買取実績」より
このように価格が付いて買取ができる理由は、エンジン以外のパーツには価値が残っているから。
不動車を買い取った業者は、車をバラして部品ごとに振り分けます。
価値のあるオプションパーツなどはそのままキレイにクリーニングして再販し、部品は他の事故車や不動車の補修用の部品として再販して利益を上げています。
そして最後に残ったボディやフレームなどは、スクラップして鉄くずとしてリサイクルしています。
鉄くずと言っても1キロあたり数万円の価値があるため、解体業者は不動車を買い取っても利益を出すことが可能。
こうした事情があるから、自走でいない不動車でも買い取ってもらえるのです。
③事故車、修復歴車や水没車の買取実態と対策
今まで問題なく走っていたけど、事故を起こして動かなくなってしまったという車は0円と言われることがよくあります。
ただし、「事故車専門の買取業者」に査定の依頼をすると値段が付いて売れる可能性は十分あります。
先ほど紹介した廃車業者「ハイシャル」にある事故車の買取実績を見てみましょう。
※出典:ハイシャル「廃車買取実績」より
事故車であっても不動車と同様、部品や鉄に価値が残っています。
事故車専門の買取業者は事故車から部品を取り外し、使えるものは再販することができます。
そのため事故で動かなくなった車であっても査定をすることができるのです。
また、一部分だけの損傷で動かなくなった車に関しては、業者が買い取った後に修理して再販する可能性もあります。
その場合、修理した車は日本車の人気が高い海外で再販することが多く、事故車専門の買取業者は輸出のルートも持ち合わせているケースが大半です。
一方、水没車の場合は、程度によります。
水没車の場合、パーツとしてもそもそも使えない状態になっていれば、0円でも仕方ないケースもあります。
0円査定が付いた車を値段を付けて売るオススメ方法
0円査定された車を何とか値段を付けて売る方法は下記3つです。
車買取で0円が付かないようにする2つの方法
- 複数の専門業者に査定依頼する
- 買取不可だった場合は、廃車専門業者を使う
- 【※番外:新車に乗り換える人限定】ディーラーの車下取り
方法①複数の専門業者に査定依頼する
どんな状態の車でもあっても、買取業者、廃車や事故車専門業者に見てもらうのがオススメです。
理由は、業者によって何を価値として判断するかが異なるから。
中古車というのは一物一価のため、仮に3社が0円と判断してもどこか1社が価値を感じれば数万円で買い取ってもらえるのです。
つまり、複数の専門業者にみてもらえば、それだけ値段付いて売れる可能性が高くなるのです。
車一括査定を使えば様々な専門業者に依頼できる
車一括査定を使うと様々な専門業者を複数社自動でマッチングしてくれます。
車一括査定とは、複数の買取業者への査定依頼が一度に行えるWEBサービス(サイト)のこと。
自分で買取業者を1社1社探す必要がなく、査定額を比較できるため、高く売れるメリットがあります。
車一括査定のオススメはカーセンサー
車一括査定は色々なサイトが存在しますが、中でもオススメは「カーセンサー」です。
カーセンサーは他の車一括査定に比べて、参加している業者が圧倒的に多いのです。
- カーセンサー:700社以上
- ズバット車買取:200社以上
- カービュー買取:300社以上
- ナビクル:100社以上
車一括査定に登録している買取業者の多くは、普通の買取店が多いのも事実。
しかし中には故障車や廃車を買い取っている業者も参加しており、カーセンサーならそうした専門業者に巡り会える確率が高いのです。
実際、カーセンサーは申し込みの画面に事故歴の有無や車の状態(走らないなど)を入力する欄があります。
ここに細かい状態を入力すると、買取業者だけではなく、廃車業者や事故車専門業者が見つかります。
提携買取業者数が多いカーセンサーだからこそ、こうした細かい入力が可能になっているのです。
こうした理由から、筆者はカーセンサーの利用をオススメしています。
車一括査定のオススメについては下記記事で詳しく解説しています。
方法②買取不可だった場合の場合は廃車専門業者に相談する
カーセンサーで複数業者に依頼しても買取不可だった場合は、廃車専門業者に依頼しましょう。
中でも当サイトでオススメしているのは「ソコカラ」「カーネクスト」という廃車専門の業者です。
ソコカラ、カーネクストがオススメな3つの理由
- 99%の買取保証
- 引き取りにかかるレッカー代が無料
- 全国どこでも買取してくれる
ソコカラは元日本代表の本田圭佑さんを起用したTVCMで知名度が急上昇している廃車業者。
廃車業者の中では老舗で創業25年にもなる実績抜群の廃車業者です。
廃車業者でも数少ない全国対応しており、99%買取保証、さらに今なら最低買取保証10,000円以上のキャンペーンを実施しています。
カーネクストはTVCMや2023のWBCの公式スポンサーにもなっており、知名度が向上中の廃車業者。
99%の買取保証が付いており、車を運送するレッカー代や手続の費用も無料対応してくれます。
カーネクストも全国対応しています。
方法③ディーラーの下取りを利用する
もしあなたが次の車の購入に伴って今の車を手放そうと考えているなら、車を購入するディーラーで下取りしてもらうという方法も使えます。
ディーラー下取りは、新車値引き分の代わりとして、下取り車を値段を付けてくれることがあるのです。
ディーラーで車を購入する際、大体の場合で車両本体価格やオプションパーツから値引きがあります。
しかしあまりに高い値引き額を通そうとすると、メーカーに指導を受けることがあります。
こうした時、ディーラーは下取り価格を上乗せすることで値引きの代わりにすることがあるのです。
ディーラーは過剰に値引き販売することを嫌います。
値引きばかりしているとメーカーのブランド力が落ち、その車の市場価格が下がってしまうから。
しかし、車両本体価格を値引かず下取り価格を上乗せすれば、メーカーのブランドには傷を付けることがありません。
0円で売る場合も書類は必要?
車買取で0円となってしまった場合でも、「売却(所有者の名義変更)」もしくは「廃車(抹消手続き)」が必要となります。
そのため売却や廃車手続きに必要な書類が必要。
必要な書類(もの) | 普通自動車 | 軽自動車 |
---|---|---|
実印 | ○ | |
認印 | ○ | |
印鑑証明書 ※発行から3ヶ月以内 |
○ | |
自動車検査証(車検証) ※車検が切れていないこと |
○ | ○ |
自動車税納税証明 軽自動車納税証明書 |
△ ※必須ではない |
△ ※必須ではない |
自賠責保険証 | ○ | ○ |
リサイクル券 | ○ | ○ |
譲渡証明書 | ○ 通常は買取業者が準備 |
|
委任状 | ○ 通常は買取業者が準備 |
|
自動車検査証記入申請書 | ○ 通常は買取業者が準備 |
|
振込口座情報 | △ | △ |
住民票 ※発行から3ヶ月以内 |
△ ※車検証の住所が異なる場合 |
△ ※車検証の住所が異なる場合 |
戸籍の附票 ※発行から3ヶ月以内 |
△ ※車検証の住所が異なる場合 |
△ ※車検証の住所が異なる場合 |
戸籍謄本 ※発行から3ヶ月以内 |
△ ※結婚して名字が変わり 車検証の住所と異なる場合 |
△ ※結婚して名字が変わり 車検証の住所と異なる場合 |
親権者の同意書 親権者が確認できる戸籍謄本など 親権者1名の印鑑証明書 ※発行から3ヶ月以内 |
△ ※所有者が未成年の場合 |
△ ※所有者が未成年の場合 |
普通車と軽自動車で必要なものが違うことがわかります。
車売却の必要書類については下記記事で詳しく解説しています。
まとめ
- 買取で0円と言われても実際には値段が付いて売れる事が多い
- 複数の専門業者に見てもらうことで値段が付いて売れる可能性は上がる
- 新車に買い替える人は、ディーラー下取りで値段が付くこともある
- 0円で車買取をする場合でも、車を売却するときと同じ書類が必要