車を売却して戻ってくる税金は「自動車税」だけ!重量税が戻ってこない理由

更新日:

  • 車の売却を検討しているが、つい先日自動車税を払ってしまった人
  • 車を売ったら支払った税金がどうなるのか気になっている人
  • 車を売却したのに自動車税の納付書が届いて困っている人

車は毎年さまざまな税金を納めているのは常識です。

しかしそれは今後もその車に乗り続けることを前提に支払っているもの。

自動車税や自動車重量税は先払いの税金であるため、売却時に返金してほしいと思うのは当然のことです。

あなたは今、こんな疑問を抱えていませんか?

  • 車を売ったら先払いした税金は戻ってくるのだろうか?
  • 自動車税のことを考えたら、車を売るベストな時期はいつ?
  • もし車を売った後に自動車税の納付書が来たらどうしたらいいの?

この記事は、そんな疑問の全てにお答えする内容になっています。

自動車税と自動車重量税の仕組みはもちろん、いつ誰に納付書が届くのかについてもわかりやすく解説しています。

そのためこの記事さえ読めば、車を手放すベストなタイミングが分かるようになっています。

すでに車を手放したのに納付書が届いてしまった場合の対処法についても解説しているので、最終的には自動車税を巡るトラブルの回避方法が身に付きます。

車を売却したとき「自動車税」や「自動車重量税」はどうなる?

車には9つの税金が課せられていると言われています。

その中でも、毎年5月に頭を悩ませるのが「自動車税」。

他にも車検の度に支払わなければいけないのが「自動車重量税」です。

どちらも安くない金額なので、車買取の際にどうなるのか気になります。

そこでこの章では、車買取の時に自動車税と自動車重量税はどうなるのかについて詳しく説明していきます。

先に結論をお話すると、還付されるのは「自動車税」のみです。

まずは自動車税と自動車重量税がどういうものかについてわかりやすく説明していきましょう。

自動車税とは

自動車税とは、カンタンに説明すると「車を持っているなら毎年払わなければいけない税金」のこと

毎年5月に納付書が届き、排気量に応じた税金を収める義務があります。

納税の対象となるのは、「4/1時点でその車を所有している人」。

自動車税がいくらなのかわからない人のために、排気量別にに課せられる税金を表にしました。

車の区分 総排気量 税額
自家用乗用車(普通車) 1L以下 29,500円
1~1.5L以下 34,500円
1.5~2.0L以下 39,500円
2.0~2.5L以下 45,000円
2.5~3.0L以下 51,000円
3.0~3.5L以下 58,000円
3.5~4.0L以下 66,500円
4.0~4.5L以下 76,500円
4.5~6.0L以下 88,000円
6.0L以上 111,000円
自家用乗用軽自動車 660cc 10,800円

自動車税はこのように、車の排気量によって税額が変わります。

電気自動車はガソリンエンジンを搭載していないため、全て「1L以下の29,500円」のクラスに分類されます。

ローンで買った車などで所有者がローン会社やリース会社になっている場合は、車検証に記載されている車の使用者に納税の義務が発生します。

毎年自動的にかかる税金なので、車に乗る人の全てが支払う義務を背負っているのが特徴です。

パンダ店長笑顔表情
パンダ店長
新車登録から13年を経過した車は自動車税がさらに増税されるよ。

自動車重量税とは

自動車重量税はカンタンに説明すると「車の重量に応じて課せられる税金」のこと

重い車は道路に負担をかけることでアスファルトの劣化を早めるため、それを補填するという目的で課税されています。

支払うタイミングは車検の時で、次の車検までの自動車重量税を支払う仕組みです。

そのため自動車税と違って納付書が送られてこないので、大半の人が車検代として支払っています。

自動車重量税は車の重さによって税額が細かく分かれているので、表にしてわかりやすく紹介します。

車両重量 税額
軽自動車 6,600円
0.5トン以下 8,200円
0.5?1トン以下 16,400円
1?1.5トン以下 24,600円
1.5?2トン以下 32,800円
2?2.5トン以下 41,000円
2.5?3トン以下 49,200円

このように、500キロごとに税額が細かく分けられています。

新車登録時は車検までの期間が3年ということもあり少し高くなるという特徴があります。

エコカー減税の対象車の場合、減税のレベルに応じて自動車重量税が安くなります。

パンダ店長笑顔表情
パンダ店長
自動車重量税も新車登録から13年経過するとさらに増税されるよ。

ここまで「自動車税」「自動車重量税」の2つの税金について説明してきました。

どちらにも共通している点は、税金をあらかじめ先払いしていることです。

どういうことかわかりやすく説明します。

  • 自動車税:毎年5月に1年分を先払いする
  • 自動車重量税:車検時に次の車検までの2年分を先払いする

このように、どちらの税金も先の分まで支払っているのです。

となると、途中で車を売った場合はどうなるのか気になります。

返金されるのかどうか、詳しく説明していきましょう。

車を売却したときは自動車税しか返金されない

結論を先にお話すると、車売却の際に戻ってくる税金は「自動車税」だけです。

自動車重量税が還付されるのは、車を永久抹消登録した時だけです。

永久抹消登録とはその車を廃車にし、解体して今後永久にその車に乗れない状態にすることです。

車買取の場合は次のオーナーに渡るだけなので、永久抹消登録には該当しません。

そのため自動車重量税は還付されないのです。

対する自動車税は、その車の所有者に対して課税されるもの。

買取で所有者が変われば、前の所有者は課税の義務がなくなります。

そのため自動車税は後で返金されるのです。

まどか驚き表情
まどか
じゃあ車検の直後に車を売ったら自動車重量税の分だけ損しちゃいますね。
パンダ店長通常表情
パンダ店長
買取業者によっては、状況に応じて独自に返金してくれるところもあるんだよ。
まどか表情笑顔
まどか
それは買取業者を選ぶ際の1つのポイントになりますね!

ここまでの説明で、自動車重量税は返金されないから車検の前に手放した方がいいということが分かりました。

しかし自動車税は返金されるため、車を手放すタイミングをどうしたらいいか悩む人が多いでしょう。

そこで次章では、自動車税の課税義務が発生する4/1以前とそれ以降、車を手放すならどちらの方がいいのかを詳しく説明していきます。

自動車税を考えると4/1以前に売る方がいい?

自動車税の納税義務が発生するのが4/1の車の所有者だということは先ほど紹介しました。

4月になったら自分名義の車の税金は納めなければいけません。

つまり、裏を返せば「3/31までに車を売れば自動車税を払う必要がない」ということです。

結論としては、「4/1以前に売るほうがいい」ということになります。

しかし買取業者はそうしたケースも想定して査定をしてくれているので、この章では4月前後に車売却を利用した時にどうなるのかについて詳しく説明していきます。

自動車税の課税ルールを知っておこう

自動車税は課税ルールがあるので、まずはその点を説明します。

大きなルールは以下の3点です。

  • 納税義務者は4/1にその車を所有している人
  • 支払うのは4/1〜翌年3/31までの1年分
  • 売却した時には残りの月数に応じた額が還付される

自動車税は毎年4/1の時点でその車を所有している人が納税者となります。

毎年5月に納税者となっている人の元に納付書が届き、5/31までに支払うことになっています。

支払いを済ませていない車は売却することができず、必ず納税する必要があります。

まどか困惑表情
まどか
これって4月中に車を売却したらすごく損ですね。
パンダ店長困惑表情
パンダ店長
そうならないように買取業者はしっかり対応してくれているよ!

4/1以降に車を売却したらどうなる?

もし4/1以降に車を売却したら「車を売った業者から自動車税を還付してもらう」ことになります。

国から自動車税の還付を受けられるのは、その車を廃車にした時だけです。

廃車ではなく売却なので、国ではなく買取業者から返してもらいます。

返してもらう方法ですが、実は大半の買取業者は査定価格に還付する自動車税が含まれているので、還付されているのか気付かないというのが現状です。

例えば7月に車を売却した場合、査定額には残りの8ヶ月分の自動車税が上乗せされています。

どれくらいの額が還付されるのか、プリウスを例に具体的な金額を見ていきましょう。

例:プリウスを7月に売却したケース

トヨタプリウス(排気量1.8L)は年間39,500円の自動車税が発生します。

7月に売却した場合8ヶ月分の還付が受けられるので、(39,500÷12×8)26,333円が返ってきます。

つまり、査定価格に26,333円が上乗せされて振り込まれます。

多くの買取業者は見積書に記載があるのですが、一部の業者は記載をしていない場合があります。

この時は還付されない可能性があるので査定時に必ず質問をしましょう。

パンダ店長笑顔表情
パンダ店長
軽自動車だけは自動車税の還付がないから注意が必要だよ!

基本的には還付が受けられる自動車税ですが、軽自動車だけは還付制度がありません。

軽自動車は4/1以降に売ると損をすることになってしまうので注意しましょう。

納付書が届いてしまった場合の対処法

自動車税を巡るトラブルとして多いのが、「車を売却したのに納付書が届いた」というものです。

これは1〜3月に車を手放した時に多く、名義変更が遅れて4/1以降になってしまったことが原因です。

このような場合、確実に車を手放していれば自動車税は支払う必要がありません。

国はあくまで「4/1時点で車検証に所有者として記載されている人」に納付書を送っているだけです。

自分がそれ以前に車を手放していれば納税の必要はありません。

速やかに車を売った業者に連絡しましょう。

買取業者もディーラーもこうした事態には慣れているので、すぐに対応してくれます。

パンダ店長笑顔表情
パンダ店長
3月に車を売却する時は、大半の業者が事前に説明してくれるよ!

ディーラーも買取業者も、車の買取には慣れています。

そのため普通であれば3月に車を売却する時にはこうしたケースの対処法を事前に説明してくれているはずです。

しかし何の説明もなく、自動車税の納付書が届いてしまった場合は絶対に放置してはいけません。

支払う必要はないものの、国が定める納付義務を背負っている人はあなたであり、放置したら遅延損害金の請求などの措置が取られます。

支払えばその分損したことになるので、必ず売却先に連絡するようにしましょう。

まどか表情笑顔
まどか
売買契約書にそうした時の対処法が書かれていることもあるので確認しましょう!

まとめ

いかがでしたか?この記事では車買取の際の自動車税や自動車重量税がどうなるのかについて詳しく説明してきました。

最後に記事の要点を箇条書きで確認しておきましょう。

  • 車買取の際に還付されるのは「自動車税」だけ
  • 自動車重量税は還付されないので車検前に売るのがオススメ
  • 自動車税はディーラーや買取業者が返金してくれる
  • 還付される金額は査定額に上乗せされている
  • 売却後に自動車税の納付書が届いた場合は支払う必要はないが売却先に連絡する

自動車税は車買取の際に大きなポイントとなるため、各買取業者は対応に慣れています。

支払ってしまった後でも返金してくれるため、4月前後で車の売却を考えている人は深く悩む必要はないでしょう。

ほとんどの買取業者が査定の際に自動車税についての説明をしてくれます。

説明がなかった場合や心配なときには、自分から担当者に聞いておきましょう。

後で納付書が送られてきてトラブルになるケースもあるので、売買契約を結ぶ前にしっかり確認を取っておくことが大事です。

おすすめ記事

13,719view
中古車の値引き最高額を引き出す!4つの簡単テクニックをプロが解説【会話事例あり】

中古車というのは 「新車までは手が出せない」 「少しでもお得に車を買いたい」 という方にはとても賢い選択です。 しかし、 ...

12,464view
車一括査定のランキングとおすすめサービス

車一括査定サイトはいくつもあるため、どれを利用すべきなのかランキングを知っておきたい 車一括査定サービスごとのランキング ...

24,441view
プロが教える「中古車の走行距離」ベストな距離の選び方を徹底解説

中古車購入をしようと言う時、まず検討材料に入ってくるのは車種やボディタイプだと思います。 しかし、ついつい気になるのが「 ...

10,153view

車の売却先を探していて、どこがオススメなのか知りたい人 車買取専門店のランキングは本当に信用できるのかという疑問を持って ...

-車売却

Copyright© パンダ店長が教える車買取・中古車購入バイブル , 2018 All Rights Reserved.