オークションで車売るのはあり?5つの種類と特徴・注意点を解説

こんな悩みをスッキリ解消

  • オークションで車売るべきかどうか悩んでいる人
  • 車売るならオークションの方が高いと聞いて興味がある人
  • オークションにはどんな種類があってどんな特徴があるのか知りたい人

車売る人が気にする1つに「どうしたら車を高く売れるか」ということ。

高く売るというを優先すると、オークションで車を売るのが最も高く売れる方法と言えます。

ただし、オークションで車売るのは素人では少しハードルが高いのが難点なのも事実。

そこでこの記事では、オークションで車を売る方法やメリット、全体の流れを紹介。

どうしてオークションなら高く売れるのか、また注意点を解説しています。

【執筆・監修】リユース営業士

滝俊晴

古物商を取得し、自ら中古車売買を経験。リユース系メディアの編集長時代には、買取業者への取材を積極的に行う。独立後は自身の経験と知識を活かし、価値のあるコンテンツ制作に注力している。また、前職時にカービューやユーカーパックの取材経験がある。

資格古物商、リユース営業士

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中古車売買のオークションは5種類ある

まどか
服とかDVDとかって、お店で売るよりメルカリやヤフオクなどのオークションで売った方が高く売れるけど、車はどうなんだろう?そもそも利用できるのかな?
車にはいくつかのオークションがあり、一般人でも利用できるものもあれば、利用できないものもあるんだ。
パンダ店長

車はオークションで売った方が、買取業者の手数料がない分高く売れます。

ただし、中古車オークションというのは特殊で、オークションと一言で言っても色々な種類があるのです。

車を売ることができるオークションは大きく分けると5つあり、そのうち4つは一般利用が可能となっています。

まずは一覧表で、それぞれのオークションの特徴などを確認しましょう。

オークションの種類 一般利用 オススメ度 売買形式 売主の手数料 高額売却確率 メリット デメリット
オートオークション
(業者オークション)
不可   買取業者⇔中古車販売業者        
オークション代行 個人⇔代行業者⇔買取業者 5~10万円 車を高く売ることができる
(自分で相場がよめる人限定)
一般人にはハードルが高い
手数料が高い
サポート付き
ネットオークション
個人⇔個人
個人⇔買取業者
5,000円~販売価格の7% 個人、買取業者、高い方に売れる 手数料が高い
オークション形式
車一括査定
個人⇔運営者⇔買取業者 なし 個人でもカンタンに利用できる 通常の車一括査定の方が
高く売れる
サポートなし
ネットオークション
個人⇔個人 6,048円~販売価格の10% 車が高く売れる トラブルの確率が高い

※2020年7月現在の情報

まどか
高く売れる可能性はあるけど、トラブルの心配をした方がよさそうですね…。
そうだね!まずは各オークションの特徴と、メリットとデメリットを紹介していくよ!
パンダ店長

1.オートオークション(業者オークション)

オートオークション(業者オークション)とは、車買取業者が出品して中古車販売業者が落札する、業者だけが参加できる専用のオークションのこと

オートオークションは、大きく分けて3種類あるんだ!
パンダ店長
オートオークションの種類 一般利用 特徴
USSオークション 不可 国内最大の業者オークション
メーカー系オークション 不可 国内の自動車メーカーが主催する業者オークション
JUオークション 不可 中古車販売業者が主に利用する業者オークション

日本の中古車業界というのは特殊な構造をしており、実は買取された車のほとんどが「オートオークション」と呼ばれるところに流通します。

日本の中古車の流通経路

  • パターン①:車を売る人 → 車買取業者やディーラー(手数料) → オートオークション(手数料) → 中古車販売店(手数料) → 中古車を購入する人
  • パターン②:車を売る人 → 車買取業者(兼中古車販売業者)(手数料) → 中古車を購入する人

人気車種ですぐに売れそうな中古車は、パターン②となることがありますが、ほとんどの中古車はパターン①となります。

中古車というのは置いておくにも面積を取るため、置いておく土地が必要。保管するだけでもお金がかかるのが中古車なのです。

街の中古車屋さんは、車を大きなお金で買い取ってしまい、もしずっと在庫のまま売れ残ってしまうと、経営が厳しくなります。

そこで登場したのがオートオークション市場。

買い取った車をすぐにオートオークションに流すことで、買取業者は在庫の売れ残りリスクを抱えずすぐに売り上げを立てることができます。

多くの買取業者は、オートオークションに買い取った車をすぐに流すことでの利ザヤで儲けています。

逆に中古車販売店では、オートオークションから販売する中古車を仕入れているのです。

下記がyoutubeで実際に中古車を入札している動画。ものすごいスピードで入札合戦が繰り広げられていることが分かると思います。

買取業者は、一般人から車を買い取るときはオートオークションの落札相場を参考に買取価格を決めています。

つまり、買取業者に売る時はオートオークションの落札金額以上の値段で買い取られることは絶対ないんだ!
パンダ店長

オートオークションは一般人では参加できず、古物商許可(最低1年以上)と中古車売買のための事業者が必要になります。

つまりオートオークションは中古売買の事業を営んでいる人しか参加できないのです。

まどか
もしこのオートオークションに個人で出品さえできれば、一番高い金額で車を売ることができるってことですね!
オートオークションは一般利用ができないから、その場合はオークション代行業者を使う事になるんだ!
パンダ店長

2.オークション代行

オートオークションで落札される金額から、買取業者の利益を引いた分が実際の買取価格になることは説明しました。

それなら買取業者を介さず、直接オートオークションに出品したいと考える人もいるでしょう。

そんな人のために、業者オークションに代行出品してくれる業者が存在します。

オークション代行業者として有名な2社を比較してみたよ!
パンダ店長
代行業者 代行手数料 オークション出品料 オークション成約料 手数料合計
カーオークション.jp 35,000円 9,000円 9,000円 53,000円
(陸送代別)
オークサポート 30,000円 9,000円 9,000円 48,000円 (陸送代別)

オークション代行は、もちろん一般人でも依頼することが可能です。

ただし、勘が良い人なら分かりますが、オークション代行にお願いしても手数料が掛かります。

つまり買取業者にお願いするのと買取額はあまり変わらなくなるというのが実情。

買取業者とオークション代行に売る場合の流れ

  • 【買取業者】車を売る人 → 車買取業者やディーラー(手数料) → オートオークション(手数料) → 中古車販売店(手数料) → 中古車を購入する人
  • 【オークション代行】車を売る人 → オークション代行業者(手数料) → オートオークション(手数料) → 中古車販売店(手数料) → 中古車を購入する人

さらには、買取業者で売るよりも自分で手続きをすることも多くなるため、オークション代行は正直あまりオススメできません。

オークション代行を使って車を売る流れは以下の通りです。

オークション代行業者で車を売る流れ

  1. 申し込み
  2. 仮査定
  3. 契約
  4. 車の運搬
  5. 出品・落札
  6. 入金
カンタンに流れを説明するね!
パンダ店長

流れ1.申し込み

カーオークション.JPもオークサポートも、申し込みはネットから行います。

専用のフォームに売りたい車の車種や年式、走行距離を入力して情報を送信。

その後オークション代行業者からメールまたは電話で連絡があります。

流れ2.仮査定

オークション代行業者は、当たり前ですがオートオークションの落札相場を見ることができます。

その金額をベースに、大体の査定金額を算出し、希望額と相違なければ契約となります。

車買取業者と違うのは、ここで出る査定額はあくまで仮ということなんだ。落札されないと正式な値段はわからないからね!
パンダ店長

流れ3.契約

落札の予想金額をベースに最低落札価格を決めたら、いよいよ契約です。

オークション代行で車を売る場合、予め指定した金額を下回ったら出品を取りやめることができる「最低落札価格」というものを決めることができます。

仮に最低落札価格を下回って売却を回避できたとしても、オークションの出品料の9,000円はかかるから注意してね!
パンダ店長
逆に言うと、最低落札価格というのがキモであり、ある程度自分で相場を判断できるスキルが必要となります。その点からも、オークション代行は一般人にはオススメできないと言えます。

流れ4.車の運搬

契約後は書類を用意し、オークション会場まで車を運搬します。

オークション会場への車の搬入は、オークション代行業者が指定した陸送業者を使うことになります。

陸送業者を使うのにもお金がかかり、同一県内で2〜3万円程度、県外は5〜10万円程度の費用が発生。

これはオークション会場に運搬する際にもかかりますが、万が一最低落札価格を下回って車を引き上げることになったら、その際にも同額がかかります。

つまり売れなかったらその時点で赤字が確定ということだね…。陸送費用については以下の記事で詳しく説明しているよ。
パンダ店長
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流れ5.出品・落札

オークション会場に運搬された車は、代行業者が出品します。

予め打ち合わせた金額で出品し、落札されれば成功です。

しかし最低落札価格に満たない場合は落札されず、買い手が決まらない状態となります。

再出品になるとまた出品料が発生しちゃうんだ。
パンダ店長

流れ6.入金

無事に落札された場合、落札者が名義変更を完了したらお金が振り込まれます。

受け取れるお金は「車両落札代金、消費税、自動車税、リサイクル預託金」となっています。

そこから代行業者に支払う金額が差し引かれ、残ったお金が振り込まれる仕組みです。

これが、オークション代行業者で車を売る流れだよ!
パンダ店長

3.ネットオークション【サポートあり】

最近では車買取業者のガリバーなどが、個人間売買に介入してサポートしてくれるサービスが登場しています。

オークションサイト 特徴 運営会社 手数料
ガリバーフリマ ガリバーが全面サポート 株式会社IDOM 9,000円受け取り価格の7%
クリマ 出品手数料無料 ユニオンエタニティ株式会社 5,000円
クルマフリマ カーチスが全面サポート 株式会社カーチス 20,000円販売価格の6%
クルモ ヤフオクと連携 GMOカーズ株式会社 59,400円

※2020年7月現在

個人間売買だとトラブルが心配という人のためのサービスで、車買取業者が品質保証や手続きの代行を行ってくれるのが最大のメリット。

専用のオークションサイトに出品し、車を購入したい個人が落札します。

ガリバーフリマは、買取業者最大手ガリバーが運営していることもあり、利用者も一定数います。

Twitterにも、値段がつかないような車でも売れたという口コミが多数投稿されています。

車の運搬なども代行してくれるので非常に楽なのですが、手数料が高いというデメリットがあります。

買取業者とサポート付きネットオークション(ガリバーフリマなど)に売る場合の流れ

  • 【買取業者】車を売る人 → 車買取業者やディーラー(手数料) → オートオークション(手数料) → 中古車販売店(手数料) → 中古車を購入する人
  • 【サポート付きネットオークション】車を売る人 → ガリバーフリマ(手数料) → 中古車を購入する人
個人売買は高く売れるのがメリットなのに、高い手数料を取られてしまったら本末転倒だよね。
パンダ店長

ガリバーフリマについては下記記事で詳しく解説しています。

ガリバーフリマの評判・クチコミは?仕組みと3つの特徴・オススメな人

こんな悩みをスッキリ解消 車を売ろうと思っていてガリバーフリマの利用を検討している人 ガリバーフリマを実際に利用した人の ...

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4.オークション形式の車一括査定

次にオークションの中では、筆者は比較的オススメできるのがオークション形式の車一括査定です。

代表的なものが「 楽天カーオークション 」や「 ユーカーパック 」。

車を高く売る方法として、車一括査定が広まりました。

車一括査定とは、複数の買取業者への査定依頼が一度に行えるWEBサービス(サイト)のこと。

自分で買取業者を1社1社探す必要がなく、査定額を比較できるため、高く売れるメリットがある。

ただ、車一括査定は買取業者から鬼のような電話が掛かってくるというデメリットがあります。

オークション形式の車一括査定(※下記はユーカーパックで説明)と車一括査定の違いは下記の通り。

それを払しょくする形で出てきたのがオークション形式の車一括査定なのです。

まどか
どうしてオークション形式の車一括査定は営業電話が掛かってこないの?
そこ気になるよね。少し流れを説明するよ。
パンダ店長

オークション形式の車一括査定の流れ

オークション形式の車一括査定で有名なユーカーパックを例に説明します。

通常の車一括査定もユーカーパックも申し込みに必要な情報は

  • 車の情報(メーカーや車種、年式、走行距離など)
  • 個人情報(名前、電話番号など)

と同じです。

ここからが違います。通常の車一括査定は、車の情報や個人情報が、車買取業者に直接送付されます。

対してユーカーパックなどのオークション形式の車一括査定は、車の情報や個人情報は、ユーカーパックのみです。

車を査定するのもユーカーパックの社員や提携しているガソリンスタンドなどで行います。

つまり買取業者にあなたの情報を伝える必要がないのです。

まどか
買取業者はどうやって車の情報を知るの?
少し全体の流れを説明するよ。下記を見てね。
パンダ店長

ユーカーパックにより査定してもらった情報がネット上にアップされます。(上図の3)

その情報を各買取業者が見て、ネット上で入札する仕組みなのです。(上図の4)

【実体験】オークション形式の車一括査定を使って売却した

筆者は2018年2月にユーカーパックを使用して車を売却しています。

ユーカーパックの査定員が査定をしている様子

査定情報がこのようにネット上にアップされます。

ユーカーパックに出品されている様子

そのあとに各買取業者から入札が入ります。

ユーカーパック経由で出品された車が入札されている様子

そのあと、売却をするかどうかを決めて、決まればユーカーパックから売却に必要な書類が送られてきます。

ユーカーパックの売買契約書等の書類

そのあと、ユーカーパックの人が車を取りに来てくれて、所定の日に振込されます。(※振込名義はユーカーパック(カ です。)

ユーカーパックより入金

まどか
電話もなくて、オークションもできてこれ最強じゃないの?
そうだね、良いサービスではあるんだけどデメリットもあるんだ。
パンダ店長

オークション形式の車一括査定の2つのデメリット

オークション形式の車一括査定は下記2つのデメリットがあります。

  • 査定に時間がかかる
  • 車一括査定に比べると高く売れない

まず査定に時間がかかるのは、査定を細部まで行いデータをネットにアップする必要があるから。

というのも、買取業者はネットの情報だけで入札をします。

つまり詳しい写真やデータが無いと買取業者が入札できないためです。

時間としては、

  • 通常の買取業者の査定時間:20~30分
  • オークション形式の車一括査定の査定時間:60分~90分

また、車一括査定に比べると高く売れないのは、買取業者と直接交渉できないため。

ネット上で確かに競争はおきますが、リアルタイムで直接買取をする人と交渉したほうが高くなります。

  • オークション形式の車一括査定:「システム上で車買取店同士が競合していくため、車買取店同士の緊迫感が少なく、結果的に“そこそこ高い査定額”に落ち着くことが多い」
  • 通常の車一括査定:「車買取店同士が互いにせめぎ合い、結果的に“査定額が高くなりやすい”」
まどか
なるほど…メリットもあればデメリットもあるのね。
そうだね。高く売りたいなら通常の車一括査定、交渉したくないならオークション形式の車一括査定という判断でいいよ。
パンダ店長
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※査定結果を見てから売却を検討することも可能です。

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5.サポートなしネットオークション

最後に、一般人でも馴染みがあるヤフオクやメルカリなどの一般的なネットオークション。

オークションサイト 手数料
ヤフオク 出品:3,024円
落札:3,024円
メルカリ 販売価格の10%

※2020年7月現在

操作もわかりやすく、着ない服を出品するのと同じ要領で車を売ることができます。

ヤフオクの場合はガリバーフリマなどと比べても安い手数料で車を売ることができますが、メルカリは販売価格の10%が手数料として差し引かれる点に注意しましょう。

その上、個人売買となると非常にトラブルが多いんだ…。
パンダ店長

個人売買は間に買取業者を挟まない分、車を高く売ることができます。

しかし「名義変更がされない」「代金が支払われない」などトラブルに発展する可能性も高く、オススメできません。

Twitterでも数多くのトラブル事例が報告されています。

質問の対応がめんどくさいというのも、オークションサイトやアプリのデメリットだね。
パンダ店長

まとめ

  • オークションで車売るメリットは中間マージンをカットして高く売れること
  • 一般の人が業者オークションで車売るなら代行業者を使わないといけない
  • 代行業者の手数料は5万円前後、別途陸送代が5万円程度
  • 一般利用可能なオークションも増えているが、手数料が割高
  • オークションで車売るなら手慣れている人か買取拒否された車を売る人

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  • この記事を書いた人

石川 貴裕

名古屋のIT企業にて、車一括査定のサービス責任者を経験。その間に車買取会社やJPUCの会議などに参加。新卒時代に車一括査定を利用して30万円高く売れたことを経験。情報格差で損をしている人が多く疑問を感じたため、当サイトを立ち上げ。現在は、古物商許可を取得、中古車売買を行っている。(愛知県公安委員会 第541182000600号)

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